春のうたを一句


山路来て 
何やらゆかし
すみれ草

松尾芭蕉の句より^^

大人になってから書を学びたいと思う方には、
「かなをさらさらと書けるようになってみたい」という方が少なくないです。
大人のたしなみとして小筆でさらりと和歌などが書けると素敵ですよね。
とくに茶道をやっている方や日本文化に関心のある方は仮名書道に興味のある方が多い気がします。

もともと中国の文人たちの名筆を臨書して学ぶ書道が、
大筆の書道のイメージだと思いますが、
日本人なら読めて楽しめる調和体や百人一首のような雅な作品を書けたらいいですよね。

私自身は子どもの頃から書道を学んでいますが、
大人になって仮名の魅力に気づいて仮名を学び始めました。
はじめは変体仮名など覚えられる気もしなかったですがーー;
やり始めたら少しずつではありますが読める変体仮名も増えました。

1でも2でもゼロのと時には見れなかったものが見えるようになっているのが嬉しいものです。
書道自体は何十年も学んでいますが、まだまだ学ぶべきものは多く尽きません。
始めること、続けること、学び続けること。
書を通してその大切さを日々実感します。

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