今年は桜も早ければ藤も早い開花で、ゴールデンウィーク前には満開^^;
今月のアート書講座「季節の花」は藤でした。
少し先取り気分で書けると思ったのですが
近くの公園ではだいぶ藤棚が色づいていました。
藤は画数が多いので、感じのヘンやツクリ、カンムリをうまく工夫すると、
非常に視覚的におもしろい表現をすることができます。
今回は前回の「菊」以上に、多様な作品ができあがりました^^
三回目の方は線の表現が豊かになってきました。どんどん色々な藤の花を描き出します^^
初めての方はもともと字が上手な方ですが、通常の形から表現を飛び出すことに慣れるまでは試行錯誤です。
殻を少しずつ破り、最後はだいぶ形を自由に表現することができていました。
筆や墨の動きや線の表現にはある程度のルールはあるのですが、
アートにするためにはそのルールを突き抜けるのも表現の一つです。
普段の書をしっかりすることで生まれる破壊力や表現もあるので、
私は書を学ぶことを平行して楽しむことで表現力がより豊かになる気がしています。
ルールを知ってしまうと殻に閉じこもることもあるかもしれませんが、
そこを乗り越えたときが一番強いと思うので、書を学びながらのアート書がお勧めです!!!
次回のテーマは「紫陽花」 5月16日(水)14~15時半です^^