こんにちは、神楽坂書道教室です。
作品月間の今月は生徒さんの作品を少しずつご紹介していきます。
牛闕像造記風の力強い「駑馬十賀」
教室に通い始めて4年目のYさんの作品です^^
方筆の北魏楷書が上手なYさんらしい力強い線で書けています✨
まさに午年に書くにふさわしい言葉です。
**「駑馬十駕(どばじゅうが)」**
「馬」が3つも入っています。
「駑馬十駕」とは、
才能に恵まれない馬でも、十日間休まずに走り続ければ、名馬に一日で追いつくことができる
という意味を持ちます。
派手さはありませんが、
才能よりも努力の積み重ねを大切にする
そんな静かで力強いメッセージが込められています。
午年といえば、「馬=速さ」「勢い」「前進」といったイメージが浮かびがちですが、
この言葉が教えてくれるのは、
ゆっくりでも、止まらずに進み続けることの尊さ。
一画一画を丁寧に、息を整えながら書かれた「駑馬十駕」には、
作品にご自身の歩幅と決意が、自然とにじみ出ているように感じます。
書道は、字の上手さだけを競うものではありません。
言葉を選び、心を込めて書くことで、
その人の一年の姿勢や願いが、静かに紙の上に表れます。
速く走れなくてもいい。
誰かと比べなくてもいい。
自分のペースで、今日の一歩を積み重ねていく。
午年の始まりに、「駑馬十駕」という言葉を教えてもらったので、
神楽坂書道教室の今年のテーマとしてほかの生徒さんたちにもぜひ伝えたい言葉です!






