白雲自去来

今月は新年の作品月間です^^
半紙での課題練習とは違う作品を書くという意識で取り組んでもらいます。
そのときに皆さんが選ぶ言葉に学びを得ることが多いので、
毎年皆さんの作品をいつも楽しみにしています♪

先日、大学生のMさんが書いたのは「白雲自去来」
「青山元不動 白雲自去来(せいざんもとふどう はくうんおのずからきょらいす)」という禅語からの言葉だそう。
草書で落ち着いた雰囲気で書きました^^

青々とした山は元から動かず、白い雲が行き来するという意味です。
つまり雲に隠れて山が見えなくても山は元の場所から離れているわけでもなく、ただ雲が行き来しているのだということを表しています。
禅語というだけあって、言葉を調べてみるとお寺のHPにそれぞれ解釈が載っていました^^

これは、私たちの平常の落ち着いた心を表している語だそう。
例えれば、山は雲で隠れてしまいますと見えなくなりますが、
見えなくなったからといってその場所から無くなった訳ではありません。

本来の心が青山であれば白雲は自我にたとえられているようです。
白雲(こうしたい、こうなればいい等の自我の欲や思い)が行き来して、
自分の思い通りにならないと平常心がどこかにいってしまったと錯覚してしまいます。
ですが、その雲が過ぎ去るとまた本来の心が表れてきます。

どっしり構えていれば、執着心や自我に振り回されず自分のままでいることができる。
そんな言葉の意味にふさわしく、
作品は飄々とした雰囲気で執着心から解放されたような作品になっています✨

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