毎年夏に開催される東香書展が8月最後の4日間、飯能で行われました。
柳澤朱篁先生の隷書作品をはじめ、東香会を創始した大野篁軒先生の掛け軸も展示されました。
東香展は毎日展でも読売展などの大きな書展でも出品の少なくなっている隷書作品を書く先生方が多く、隷書を学ぶ私としては学びの多い書展です。
実力者の先生方の作品が周りに並ぶ社中展は、私にとってどの書展よりも自分の未熟さを思い知る機会になっています。
が、そうした経験の積み重ねをする以外、書を極めていく近道はないのだとも実感します。