日曜は仮名文字講座の前に少し早起きして、近くの神社まで散歩に出かけました。
晴れた朝の空気は澄んでいて空が青く感じます。
朝から歩いているだけで汗ばむ気温でしたが久々のウォーキングに心が整っていくような気がします。
近所の神社の一角に、ひっそりと庚申塔(こうしんとう)が立っているの以前からあることは知っていたのですが、
今日は足を止めてじっくりと眺めてみました。
よく見ると、その庚申塔には、かなりかわいらしいコミカルな表情のお猿さん。
仲よさそうな夫婦?の猿が二匹彫られていてそれぞれが桃を持っています。
桃は古来より邪気を払う果実とされるそうです。
サルは庚申信仰において「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿でも知られていますが、
案内板には2猿の構図でしかも桃を手にしている庚申塔は全国的にも極めて珍しいとのことで古くから有名だったらしいです。
庚申塔自体は1664年に奉納されたとのこと。
神社の成り立ちも由緒あり、近所であるが故にあまり知ろうともせず当たり前に通り過ぎていましたので、今日は階段を下りてじっくりと神社の成り立ちも読んでみました。
静かな神社の境内で、思いがけず庚申塔の猿の表情に惹かれ、神社の歴史も感じられた良い時間になりました^^
こういうことがあると、いかにボケっと見過ごしていたのかを自覚し興味を持つことの大切を実感しますね。
日々の小さな気づきが、書にもきっと反映されていくのだと思います。
皆さんもぜひ、身近な場所で心を落ち着ける時間を持ってみてください。