「薫風」とは今の時期、初夏の季語です。
新緑の緑の木々の間を吹き渡る爽やかな風、新緑の瑞々しいにおいも運んできてくれる風なんでしょう✨
先月の小筆講座では、初夏の季語の入った俳句を練習しました。
今回初参加の方、まだ連綿文字に慣れていない生徒さんが取り組みやすいように、
薫風、風の香、くちなしの花など
春、初夏のころの季語に触れ、お手本を先生に書いていただきました。
俳句や和歌は季語を入り、季節を感じさせてくれる日本人の精神性の礎になってきた日本文化のひとつ。
月に一度の講座でこうした日本語文化に触れられることで、つい目の前のことに囚われて流れていく日々の中でちょっとだけ立ち止まり古来から続く日本文化にある精神性に触れることができます。
4月講座の俳句
「今朝さきし くちなしのはな また白きこと」
今年の小筆講座は季節感や季語に触れ、自分自身が俳句を詠みたくなるような気持ちで臨めるように課題を考えていきたいと思っています^^
5月は18日(日)10~12時で行います