ももはじめてさく(わらう、でもいいのかな?)
今、二十四節気では「啓蟄」そして七十二候の初候です
「山笑う」という言葉がありますが、
花が咲き始める季節の到来を感じさせる素敵な季語ですね^^
虫の蠢きや草木のつぼみが膨らむ頃にあたるこの季節、
3月11日は春の訪れを感じる一年でも一番穏やかな幸せな季節だったんですね。
でもやはり大震災を経験したものはみんなあの日を思い出さないといけないと感じます。
実際、今もなお復興が終わらないことや原発の問題などはまだまだ過去のものではなく今の問題だということをつい忘れがちになってしまいます。
もう子どもたちは震災のことなど知らない子がほとんどなのをここ数年会話の中で感じていましたが、
昨日はちょうど中学生クラスだったので、知っているのかどうかを聞いてみると……
「中1は生まれていないよ!」と中2の子に言われ、すでに14年もたったのだということを実感しました。
中2の子も記憶にはないけど、話を聞いて知っていてるという程度でした。
学校や家庭ではもちろん伝え聞いている感じですが、私でいう「関東大震災」くらいの遠い感覚なのかもしれません。
コロナで小学時代の大切な時期を特殊な環境で過ごし、昨年の北陸の大地震もあり、戦争も当たり前に起きている時代の中学生にとって、
14年前のことだけが特別な災害でもなくなっているのもわかります…
それこそ14年前には想像しなかった未来にすでになっている現在、
春の訪れを本当の意味で穏やかに受け止められる日を望むばかりです;;