1月の最後の週はいくつかの書道展を巡りました。
まず書壇院展ギャラリーでは書壇院を牽引してきた先生方の作品展
書壇院を作った吉田苞竹先生の草書作品と南画作品。
派手さがあるわけではなないのに線の強さ落ち着いたバランスの素晴らしい字形に、
静かな強さを感じます✨
我が師、柳沢朱篁先生の師大野篁軒先生の作品もあります。
こうして先生たちの作品に囲まれるとその水準の高さを実感させられます
何でもありを認められてしまう今の時代の書は自由になった分、
残念ながら書の神髄が少しずつ変質してしまっている気がします。
そういう自分自身も書に対して何か現代的な部分に逃げを作っているんだと思います。
とにかく真摯に取り組むことが一番の近道ですね。