デンマークで学ぶマーティンさんの作品を添削して、
意識すべきポイントなどを毎回3点ほど絞って伝えていますが、
今回は字形のポイントをかき出しました^^
反りのバランス
フェルト下敷きの枠線にとらわれて細長くなっている字形は横に広げたほうが形がよくなります
こうしたポイントは皆さん共通に意識してほしいポイントになります。
書道を始めたばかりの教室生にも伝えたいポイントの一つです^^
そして少し気を付けてもらいたいと感じたのは字形が細くなった原因の枠線について。
よくある枠線つき書道下敷きは半紙に折り線をつけずとも目安が見えるのでとても便利です。
ただこの便利な枠線を頼りすぎると少しずれたとときに臨機応変に立て直すことができずに、
そのままずれたままで書き上げてしまったり、本来の形には適していない字形になってしまったりするのでやはり注意は必要です。
基本的な良い字形を理解していたら、少しのずれは挽回できます。
道具に助けられることは多く大切なものですが、
一番必要なのことは自分自身の手にどれだけのものを身に着けられるかということだと思いますので、
まずは一番頼りになるのは「道具<自分」になるように練習に励みましょう^^/