先日、ある教室生のお母様から「学校の先生からクラスで一番書道がうまいと褒められたんです」という嬉しい報告をいただきました♪
ちょうど一年前に体験に来たとき、腕に力が入りすぎどうしても上手く書けない様子でした。
なかなか上手く書けず諦めたように「習字がクラスで一番下手なんだ」とつぶやいていたことが懐かしく思えます^^;
しばらくは力の入れかたが「どうしても分からない」と、腕が突っ張った状態で書いてしまうことが何回もありました。
でも、ときどき上手く書けるときは嘘のように上手に書けていました
「あなたはこんなに書けるんだから、書けないのとは違うんだよ」と伝えながら書けたり書けなかったりの繰り返しです。
でも次第に「よく書けた」作品が安定して出てくるようになり、展覧会の大きな作品もとても素晴らしく完成させることができました。
今も調子のいいとき、悪いときはありますが、着実に上達しています。
それが自分自身でも実感しているのではないでしょうか。
以前は後ろ向きなことばかり言っていた子が、時折「本当は上手くなりたい」という思いが言葉の端々に感じます^^
そういう気持ちが見えると、その子は確実に上達していくだろうなと嬉しくなります。
書道は本当に気持ちや集中力が大きく影響します。
自信が無かったり、はじめから「いやだな」と思っているときは何度やっても文字は弱々しくなったりゆがんだりしてしまいます。
その日の調子もあるのでそのときうまくいかなくても、後日気持ちをリセットして取り組むことができればそれでもいいと思います。
最近、とくに「書道が苦手」という状態で入ってきた生徒たちが、作品展なども経験したからでしょうか自信がついてきたように感じます。
左利きの子も右利きで書道に取り組み1年経ち、3年生になってから始まった書道の時間に先生に褒められたそうです。
こうした嬉しい報告に教室生の成長を感じられて本当に嬉しく誇らしく思います^^/