たとえば「明鏡止水」は好きな言葉のひとつです。
邪念がなく、澄み切って落ち着いた心のさまを表すことば。
こうした気持ちになれる瞬間を自覚できることは多くない気がしますが、その境地に憧れます。
最近は「流水不腐」と言う言葉を知りました。
流れている水は、淀んで腐ることがないということのたとえ。
いつも活動している者は、沈滞したり腐敗したりすることがないということだそうです。
余計なことを立ち止まったり、色々思い悩んで動けなくなってしまうと、その状況に甘んじてそのままずるずるとやり過ごしてしまう。
その結果、鬱屈した自分が生まれて行きます。
これは社会や人間関係にも通じる気がします。
こうして言葉を味わい、自分や周囲を振り返ることは気付きや内省の機会につながる必要なことだなと思います。