喜怒哀楽の「喜」。
喜ぶというのは気持ちを表す言葉として今使われています。


ただ「悲しい」「怒る」のように心がつかない文字で、心の喜びを示す意味ではなかったそうです。


古代の象形文字に近い形(甲骨文字)から見ると私には「前進してくる宝船」に見えてしまうのです^^;


神事で神様を喜ばせるために、太鼓を打ち鳴らしながら歌い舞っている様子だそうです。

下の口は神事に使う器、その上に神様を喜ばすための楽器「鼓」からできた文字です。


喜は神を楽しませ喜ばせるために太鼓を打って祈る意味でした。
心のつく喜ぶという意味の文字に「悦」とあるので、喜びの気持ちを表す文字としては本来「悦」なのでしょう。

今は両方とも「喜び」の気持ちを表す文字として使われていますが、そう考えると「悦」の文字のほうが気持ち的により特別な意味を与えている気がしますね。

次回は「悦」を書いてみます^^/

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