宿す木の葉の下ばかり
霜置きはてぬ
庭の冬草
(藤原定家のうた)
「季節の和歌をさらさらと書けるようになりたい!」という方は多いと思います。
教室では仮名書道をメインで練習されている方もいますが、多くの生徒さんは大筆課題で自己研鑽に励んでいます。
いわゆる漢字書道の練習が中心で、古典臨書や千字文に取り組んでいます。
書道ははじめのうちは、あれもこれもよりも少しずつじっくり取り組むことで上達していくものですから、教室の練習では大筆の方は小筆の時間はなかなか取れません。
ただ、12月は年賀状の季節なので、皆さんに小筆課題をする機会を作っています。
今回も「やってみたかった」という希望者が小筆課題にチャレンジすることになっています♪
年賀状用の小筆課題から仮名文字まで用意しているので、年に何度か小筆練習をするのは日常生活に毛筆を取り入れるいい機会でもあります。
とくに年末は1年の締めくくりで気持ちも普段とは違う方も多いので、いつもとは違う課題練習を楽しみたい気分になるのかもしれません^^
昨年も12月に「迎春」や「謹賀新年」「あけましておめでとう」など、年賀状課題に取り組んだ方が「両親や友だちに書いて出してみました」と素敵な毛筆年賀状を見せてくれました。
週明けはもう師走!!!
今日はとくに寒いですが、体調など崩されませんように^^/