先日、書壇院ギャラリーにて明、清時代の書画の企画展を見てきました。
「本物を見よう」と題された今回の企画展では、毎月発行の書誌に過去掲載されてきた所蔵作品が見ることができます。
私は隷書体で作品に取り組むので、自然と隷書体に目が留まります。
弾力のある毛筆のリズムが感じられる丸みが心地よい隷書作品が気に入りました。
間近で見る作品は書誌で見ていたときよりももちろん迫力も魅力も違う作品たちを前に、たまたま立ち寄ったギャラリーでしたがじっくりと鑑賞してしまいました。
書も絵も人がエネルギーをもって書(描)いたものには、その作品の中にその作者の吐息や当時の空気が封じ込められているように感じます。
昔から「よくわからない」ながら美術鑑賞が好きでした。
子どものころは説明できませんでしたが、今思えば子どもながらに作品からそうしたエネルギーのようなものを感じていたような気がします^^