子ども習字はクラス生と個別生がいて、
個別の子はほかの生徒たちと顔を合わせる機会はほぼありません。
でも教室の入り口のドアに子どもたちが時々自分の書いた作品を貼ることで、
「この子、上手だね」
「この絵を私も書いてみよう」
などの扉を介した小さな交流が生まれています♪
絵の得意な子は教室内でちょっとした有名人になって、
「あの絵を前に書いていた子ね」
「あの子うまいよね」などと会ったことはなくても話題になったりします^^
いま、一番人気のイラスト上手な「KANNNA」ちゃんは、
自らの技をわかりやすく伝える「イラスト講座」を開始。
もはや通信講座になっています……
時々、絵のリクエストを受けて、課題の終わったあと5分くらいでささっと書いて扉に貼って、
「○○ちゃんに渡してね」と去っていく姿は売れっ子の貫禄を感じさせます。
お互いに直接知らないけど、存在を感じて交流するやり取りはいつの時代もリアルな友だち関係とは別の楽しさがあるのかもしれません。
教室ドアの交流を見ていて、
私も大昔に身近ではない存在との交流に自分の世界が広がっていくことを感じていたことを思い出しました✨